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2022.10.15

お子様の虫歯予防について

仕上げ磨きをするお母さんのイラスト

 

こんにちは!

今回は、お子様の虫歯予防のポイントについてお話しします。

 

《虫歯に繋がる要素》

①食生活(食事内容と回数、食べ方・飲み方)

砂糖が多く含まれるもの、歯につきやすいもの(グミ・チューイングキャンディ)、

口の中にとどまるもの(アメ)、ジュースのちょこちょこ飲みなどは虫歯の原因になります。

②唾液の量

唾液が出る量は咀嚼する食べ物を食べているかどうかも関係してきます。

また、お口ポカンもお口の中が乾燥する原因になります。

③きょうだい関係

例えば、第一子はお菓子デビューを3歳まで待った家庭でも、

第二子以降は生まれた時から上の子のお菓子がある状況となります。

生えたての歯はまだ柔らかいため、早い時期から砂糖にさらされた歯は虫歯になりやすいです。

 

 

《虫歯予防のポイント》

①規則正しい食生活

・一度にたくさん食べられない子は間食でカロリーを補う

・おやつは1日1〜2回で時間を決めて食べ、寝る前の飲食をやめる

 

②1日2回の歯磨き

お子様の歯磨きに加えて、保護者の方の仕上げ磨きが大切です。

 

★仕上げ磨きのポイント★

3歳:仕上げ磨きで100%カバーする

   3歳は自分ではまだ磨けないため、仕上げ磨きが大切です。   

4歳:フロスを習慣化する

   歯と歯の間の虫歯が発生しやすいので、歯ブラシに加えて

   フロスの使用をお勧めします。

5歳:本人の苦手な場所をカバーする

   噛む面など本人が磨ける場所は任せて、奥歯の裏側などは仕上げ磨きでカバーします。

6歳:仕上げ磨きを卒業しない

   6歳臼歯が生えてきたり、永久歯の生え変わりなどもあり磨くのが難しいため、

   難しいところは仕上げ磨きでカバーします。

 

 

③フッ化物応用

フッ素は、3つの働きでむし歯の発生と進行を防ぎます。

1)フッ化物歯面塗布

高濃度のフッ化物溶液やジェルを歯科医師・歯科衛生士が歯に塗布する方法です。

乳歯が生えてきたら行えますが、3〜6ヶ月に一度定期的に塗布する必要があります。

2)フッ化物洗口

一定の濃度のフッ化ナトリウム溶液で1分間ブクブクうがいをする方法です。

6歳臼歯が生えてくる時期に合わせた開始と、長期間継続することが必要です。

3)フッ化物配合歯磨剤

フッ化物を含む歯磨き粉のことで、世界で最も利用人口が多い方法です。

フッ化物配合歯磨剤の予防効果を発揮させるには、適正な量を使用し、

歯磨き後は10〜15mlの水で1回うがいをして、その後1〜2時間は飲食を控えます。

 

 

《保護者からのFAQ》

Q1:歯磨き粉は使ったほうがいいですか?

A1:歯磨き粉には、虫歯予防や着色除去などに期待できるフッ素や研磨剤が配合されているので、

  お子様が嫌がらなければ使用をお勧めします。

  ただし、歯磨き粉でお口の中が泡だらけになって磨く時間が短くなると良くないので、

  その場合はまずは何もつけずに汚れを落とし、その後歯磨き粉をつけて磨いてみてください。

  *歯磨き粉の年齢別の使用量

  ・歯の生えはじめ〜2歳=ゴマ粒程度

  ・3歳〜5歳=5mm程度

  ・6歳〜14歳=1cm程度(歯ブラシの半分)

  ・15歳以上=2cm程度

 

Q2:普通の歯ブラシよりも電動歯ブラシの方がきれいに磨けますか?

A2:普通の歯ブラシでも電動歯ブラシでも、しっかり当たっていれば汚れが取れます。

  使用する道具も大切ですが、狙いを定めて歯ブラシを動かすことが重要です。

 

Q3:歯磨きの後に、キシリトール製品は摂っていいですか?

A3:キシリトール製品自体では虫歯にならないので、摂っても問題ありません。

  しかし、キシリトール配合という表記だけでは、甘味成分として砂糖や水あめなどが

  含まれている場合がありますので、キシリトール100%の製品を選びましょう。

 

参考文献『歯科衛生士 2022.8 vol.46』

 

次回は、お子様の歯の生えかわりについてお話しします!

 

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